最上稲荷

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お知らせ

2024.04.09

「花まつり」が行われました

境内各所を満開の桜が彩った4月8日、当山根本大堂にて「花まつり」が執行されました。

このお祭りはお釈迦さまのご生誕をお祝いするもので、「ルンビニーの花園でお生まれになったお釈迦さまに、八大龍王が産湯として甘露の雨を降らせた」という伝承にちなみ、当山では誕生仏に甘茶を注いで、仏さまに感謝の祈りを捧げます。

午前10時20分、杉本泰潤院代導師のもと、法要開始が告げられました。読経に続き、導師が花御堂の中に安置された誕生仏へ甘茶を注いで薫香を手向けると、ご参列の方々もそれに倣って甘茶を注ぎ、手を合わせ、お釈迦さまに祈りを捧げました。

この日、本堂へご参詣くださった方々にも誕生仏に甘茶を注いでいただけるよう、法要後は花御堂を本堂入口へと移しました。そして僧侶による甘茶とお茶菓子のおもてなしが午後2時まで続けられ、会話を交わしつつ、おだやかな時間が過ぎていきました。

ご参加の方からは「何気なく立ち寄りましたが、貴重な体験をさせてもらいました。きれいな花御堂で心が癒されました」といった声も寄せられ、うららかな春の行事をゆったりとした気持ちでお楽しみいただけたようです。

毎年恒例の当山の花まつり。
来年も4月8日に開催を予定しておりますので、この機会にぜひ足をお運びください。

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