最上稲荷

安心 心安らかに

ご供養のご案内

先祖を敬い、生命を大切に想う心

 私たちの毎日には、楽しいこともあれば辛いこともあります。もっとも楽しいことの一つは出会いではないでしょうか。反対にもっとも辛く悲しいことは別れであろうと思います。特に家族や親友の「死」という別れほど辛く悲しい事はありません。誰でもいつかは訪れる「死」それは生命(いのち)あるものの自然の摂理とはいえ、言葉では言い尽くせぬ深い悲しみがあります。

開運は先祖供養から

 供養とは故人の冥福を願い、心をこめて祈ることです。供養は回向(えこう) することで初めて意味を持ちます。回向とは、私たちの想いを仏様やご先祖様、生きとし生けるものへ向けて回らせることです。私たち家族、親族による追善の回向供養が、故人様が苦しみから離れ、安らぎを得るための後押しとなります。供養により、私たちはご先祖様に守られることで真の安らぎ(安心:あんじん)を得 ることができ、回り回って私たちへ還ってくる功徳により運が開かれます。

先祖供養

 ご先祖様の魂を、お経をあげて供養します。故人との懐かしい記憶を思い出しながら、心からの感謝を捧げましょう。

水子供養

 この世に生を受けることのできなかった魂を、お経をあげて供養します。根本大堂での供養後は、敷地内にある水子観音へもお参り下さい。

ペット供養

 家族の一員として生活を共にしたペットの魂を、お経をあげて供養します。ペットとの懐かしい記憶を思い出しながら、心からの感謝を捧げましょう。

毎月一度「月例先祖供養」のご案内

 昔々、お釈迦さまの弟子の一人である阿難が瞑想していると、口から火を吐く一人の恐ろしい餓鬼があらわれ、「お前は3日後に死んで、我々と同じ恐ろしい餓鬼道に落ちる。その苦しみから逃れたければ、無数の餓鬼たちにたくさんの食べ物をほどこせ」と言います。
 恐れおののいた阿難がお釈迦さまに救いを求めると、陀羅尼(呪文)を示されて「怖がることはありません。この陀羅尼を唱えながら餓鬼に食べ物を布施しなさい。そうすれば少しの食事でも、たちまちにたくさんのおいしい食べ物となって、大勢の餓鬼を満足させることができるでしょう」とおっしゃいました。
 阿難はこの呪文を用いて食事を施し、多くの餓鬼を満足させ自らの命を長らえさせたそうです。

 当山の月例先祖供養は、施餓鬼会にて法要をおこなっています。施餓鬼会とは、お釈迦さまの教えによって、阿難が無数の餓鬼を救い寿命を延ばすことのできた説話にもとづく行事です。有縁無縁一切の精霊にお釈迦さまの教えと供物を捧げることで、その功徳が自家のご先祖さまや故人への供養となるのです。また、阿難が延命を果たしたことから、長寿・延命の御利益を授かるとも言われています。

 最上さまのお慈悲をもって長きに亘り福徳をお授けしてきた最上稲荷(最上稲荷山妙教寺)の根本大堂で、毎月一度、月例先祖供養(施餓鬼会)を執り行います。お墓のない方、遠方などの理由で菩提寺にお参りに行けない方など、宗旨宗派を問わずどなたでもお参りできます。施しの大切さを知り、皆がともに生きていくことの温かさや豊かさを感じてください。

日 時)毎月第4土曜日(ただし、12月と1月を除きます)14:30より15:30まで
場 所)根本大堂
受 付)根本大堂(14:10までに受付をお済ませください)
供養料)5,000円以上(一霊位・塔婆供養を含む)

諸注意)

  • 数珠をご持参ください
  • 故人のご回向を希望の場合は、戒名と命日をお控えください
  • ご供養される方の宗旨宗派は問いませんが、当山は日蓮宗寺院ですから、法要は宗儀に則り行います

当日の流れ

①受付(根本大堂)にて申し込み

  • 13:30より受付を設けますので、お申し込みのうえ供養料をお納めください
  • 僧侶が塔婆に記入いたしますので、ご供養の内容をお知らせください
    故人のご供養を希望される場合は、戒名(俗名でも可)と命日が必要です
  • 塔婆を準備する都合上、14:10までに受付をお済ませください

②根本大堂にて月例先祖供養(施餓鬼会)に参列

  • 数珠を懸けてご参列ください。また、堂内は畳敷きですが、お足の不自由な方には椅子を準備しておりますのでご利用ください
  • 焼香がございますので、案内されましたら前にお進みください

③塔婆について

  • 法要後、塔婆は当山にてお預かりし、おたきあげいたします
  • 最上霊園にお墓をお持ちの方は、当日墓前にお持ちになってもかまいません

お問い合わせ

参拝事業部
TEL:086-287-3701
FAX:086-287-5252
9:00~16:30

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