最上稲荷

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お知らせ

2023.05.16

「鑽仰茶会」が恙なく執行されました

5月14日、「鑽仰茶会」が執行されました。
この行事は、昭和55年の本殿落慶を記念して開催され、今年で44回を数えます。コロナ禍の影響により3年間の中止を余儀なくされておりましたが、実に4年振りの開催となりました。

午前9時より、岡山県下の5つの流派による添釜が境内5箇所に設けられ、訪れた方々はそれぞれの趣向を凝らしたお茶席を楽しみました。

また、午前11時より本殿にて、武者小路千家家元の千宗守宗匠ご奉仕による献茶式が執行されました。お点前を間近に拝見できる貴重な機会とあって、本殿に参集された茶道愛好家の皆さんは、息を詰めて所作を見つめておられました。濃茶、薄茶とも稲荷日應山主猊下の手によって最上さまに献じられました。

予報では前日からの雨が降り続く見込みでしたが、当日を迎えると天気も回復。時折晴れ間ものぞき、穏やかな趣のある日和となりました。

お茶席を巡る茶人の方々の和服姿が雨上がりの新緑に映え、境内の彩りがより一層感じられる一日でした。

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