「輝く星よ　皆来たれ　福は内　福は内」

２月３日、「節分豆まき式」が三年ぶりに行われました。皆様方のご理解ご協力のもと、一連の行事をつつがなく終了いたしました。

午前１０時の岡山市の気温は３.５度。肌寒いスタートでしたが晴天に恵まれ、総勢約６００名の福男福女が５回にわたり、約１０万袋（約２トン）の福豆をまきました。豆まきが終了するたびに、福豆についているくじをはがしては一喜一憂される参詣者の皆さんで境内は賑わいました。

なお、新型コロナウイルス感染防止の観点から、境内の進路は一方通行とし、参詣者の方々にはマスクの着用と手指消毒、検温へのご協力をいただきました。また、飛沫防止のためゲストおよび福男・福女の皆様には発声をご遠慮いただき、司会をご担当くださったＲＳＫ山陽放送の石田好伸アナウンサーの「福は内」のかけ声とともに豆まきが行われました。

今年の吉例ゲストは稲村亜美さん、空気階段さん、児島ももこさんの三組をお迎えしました。

稲村さんは多くの人に福豆が届くようにと、球界でも話題の美しいスローイングフォームで豆まきをしてくださいました。司会との掛け合いトークでは、にこやかに豆まきの感想や岡山の印象についてお答えくださいました。その美しさと持ち前の素直で明るいお人柄とに、手を振って応援する方が数多くいらっしゃいました。

空気階段のお二人の内、水川かたまりさんが岡山市出身ということで、最上稲荷の豆まきにも思い入れがあるご様子。合間のライブでは、半袖Ｔシャツで奮闘の鈴木もぐらさんと、優勝したキングオブコントでも見せた独特の世界観とウィットに富んだコントで、会場の皆さんに笑いを届けました。

児島ももこさんは二度ステージに登場し、カラオケ大会で全国一位に輝いたのびやかな歌声を披露され、会場を魅了しました。

還暦組改め今回から登場する祝寿組は、従来の赤い頭巾に陣羽織衣装に紫と黄色の二色が加わり、式の最後の組としてより華やかな色合いとなりました。

「福男福女への旅行プレゼント」は、今年は東京ディズニーリゾートペア１泊２日旅行。抽選は、稲村さんによって行われ、今年は竹組の参加者に幸運が舞い込みました。福豆をまかれる方も拾われる方もみんな笑顔で満ちあふれた境内は、まさに「福は内！」の一日でした。