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2025.02.12

稲荷泰秀上人 帰山奉告式を執行

2月12日、当山副山主の稲荷泰秀上人が、千葉県の中山法華経寺日蓮宗大荒行堂にて令和6年度寒壱百日大荒行を初行成満したことを受け、帰山奉告式が執り行われました。

午前9時、ちょうど参道ふもとの門前町を行僧らの唱題行列が出発しようとするころ、想定外の雪が舞いはじめました。小さな雪はみるみるうちに大粒の雪へと変わり、境内を一気に白く染めてゆきます。

9時半、本殿大広前に今年一番の大雪が降りしきるなか、泰秀上人は大勢の檀信徒に見守られながら、同じく行を成満した12名の行僧とともに水行を始めました。100日間の厳しい荒行で心身を鍛え上げた各聖は寒さをものともせず、何度も冷たい水を被り、身を清めました。

その後、10時より本殿にて帰山奉告式が行われ、泰秀上人は最上三神、そして日蓮聖人に大荒行を無事成満したことを奉告し、参列したご信縁の方々に向け感謝を込めてご祈祷をおさめました。

日蓮宗修法師としてご祈祷を行う泰秀上人(左から2番目)

なお、今回の帰山奉告式の詳細については、「最上教報」4月号で紹介いたします。

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