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2024.07.21

八大龍王夏季大祭が執行されました

全国の広い範囲で厳しい暑さとなった7月21日、最上稲荷の三大祭典の一つ「八大龍王夏季大祭」が執行されました。この大祭は水を司る八大龍王尊のお祭りで、水難退散・海上安全・開運招福を願って行われる、勇壮な水の祭典として知られています。

9時45分、夏の盛りを感じさせる強い日差しのなか、岡山県立高松農業高等学校・郷土芸能部による「最上太鼓」の演奏が始まりました。本殿前の舞台から、暑さを吹き飛ばす力強い伝統の音が境内に響きわたります。
続いて午前10時30分、本殿内外に集う式典参加者に法楽加持が行われ、稲荷日應山主猊下大導師より祭文が奏上されました。

本殿での式典終了後は、幟を手にした12人の神輿奉仕者を先頭に、約800人の参加者が列をなして本滝を目指します。険しい山道を上り本滝に到着すると、奉仕者は宝珠神輿を担ぎ、順番に龍像の口からほとばしる清冽な法水に打たれました。

素足で法水を渡る参拝者は龍像に向かって一礼すると、神木を供えてそれぞれに祈願し、八大龍王さまのご加護とともに帰路につきました。

また、夏季大祭の日程に合わせて大客殿で特別公開された襖絵「雲龍図」も、訪れたご参詣の方々に好評でした。

この度の「八大龍王夏季大祭」は猛暑日のなかでの執行でしたが、時おり吹く風と滝の水しぶきに、自然の恵みを感じた方も多かったのでは…?

「八大龍王夏季大祭」は、毎年7月第三日曜日に執り行われます。

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