最上稲荷

最上稲荷

お知らせ

2021.12.14

「星祭節分追儺式 疫病終息祈祷会」のご案内

  *この画像は、江戸時代後期に当山が発行した行事案内の刷り物の一部です。「節分」「星祭」の文字が見えます

 1.「節分」とは

   二つの年越し行事が融合し、各所で発展して引き継がれてきたのが、節分の行事です。    一つは平安時代からの風習「節分違え(せちぶんたがえ)」が元になっています。「節分」とは、元々季節の変わり目(立春・立夏・立秋・立冬の前日)を指しましたが、徐々に立春(正月節入りの日・新年を迎える日と捉えられる)前日のみ節分と言われるようになりました。その節分の日に吉方位(恵方)にある家や寺に一泊するというのが「節分違え」です。年代が下るとともに次第にその風習が簡略化され、室町時代には自分の家の中で吉方位に当たる部屋へ移動するというようになり、その部屋に厄払いとして豆をまくようになったそうです。この頃には、この豆まきの風習は宮中だけでなく一般にも広まっていたようです。

   もう一つの行事は「追儺(ついな)」。十二月晦日に行われるもので、厄疫鬼を追い払う行事です。中国伝来の行事が宮中に伝わり、文武天皇慶雲3年(706)に流行した疫病を鎮めるために行った(『続日本紀』)のが最初です。以来、方相氏(追儺の儀式を行う役職)により諸々の厄災を象徴する鬼を追い払う儀式が行われ、追儺と称しました。宮中から貴族、役人、寺社、一般へと広まっていったようです。

     “立春前日の節分違えの際の豆まき”と“十二月晦日に行われる追儺”。この二つが、大きな節目の年越し行事「節分追儺の行事」として結びつき、立春前日に豆をまいて邪気を払い、一年を幸せに過ごせるように願う、現在のような催しとなりました。

    2.「星祭」とは

   古来より星によって人々は運勢を占いました。立春を境に星回りが変わるとされることから、節分に個人の災難を除き福を招くために、その人の本命星(生まれ年の星)と九曜星(その年にめぐり来る星)を供養することを、「星祭」といいます。お札をお祀りしてご祈祷を行うもので、本命星供、当年星供ともいいます。また、天災地変のある時にも行われるそうです。

 3.「星祭節分追儺式 疫病終息祈祷会」について

    最上稲荷では、例年「節分豆まき式」が盛大に執行されます。境内で行われる豆まきは西日本でも有数の規模であるため密集・密接が避けられないことから、参加者および関係者の健康と安全を第一に考え、昨年に引き続き11月10日に主催者の最上稲荷総本山奉賛会より「節分豆まき式」中止の決定がなされました。現在行われている、奉賛会主催で著名人を招き特別桟敷を設けて執行されるという形の式は昭和36年から始まりましたが、中止となるのは昨年に続き二度目となります。     しかし、もう一つの「追儺」につきましては、最上稲荷ではコロナ禍において一日も早い事態の収束と安心(あんじん)ある生活を取り戻すことを願い、日々ご祈念を行っておりますが、節分の日に改めてコロナ禍終息を祈願いたします。「星祭」につきましても、例年節分の日に星祭祈祷を行い、御札の授与を行っております。
      節分当日の2月3日、午前11時より本殿にて「星祭節分追儺式 疫病終息祈祷会」を執行し、祈願法要を行います。祈祷後には法話をお聞きいただきます。本殿でご祈祷を受けられるのは160名までといたしますので、ご了承ください。その際は、マスク着用・検温・手指消毒をお願いいたします。     また、節分当日に本殿でご祈祷を受けられた方には、お一人様につき2袋、福豆を授与いたします。長年引き継がれてきたこの行事の由来を振り返り、ご家庭でも豆をまいてご自身の健康と幸せをお祈りください。  

「星祭節分追儺式 疫病終息祈祷会」

  • 2022年2月3日午前11時より、稲荷日應山主大導師のもと本殿にて執行します(ご祈祷を受けられるのは160名限定です)
  • 世の厄災を払うとともに、一日も早いコロナ禍の終息と、参詣者をはじめ人々の健康と幸せを祈願します(豆まきは行いません)
  • 式終了後に、大瀬戸泰康執事長より節分についての法話があります
  • 11時以外でも、当日、本殿でご祈祷を受けられた方には、お一人様につき2袋、福豆を授与します

   *ご祈祷を受けられる際には、マスク着用・検温・手指消毒をお願いいたします

「星祭板札」の授与

  • 除災得幸を祈願します(祈祷料 3000円以上)
  • お札の授与は、2月3日限定となります。
  • 遠方の方には、郵送いたしますので、参拝部(電話 086-287-3701)までお問い合わせください。

TOP

TOP